きらら交流館(山陽小野田市小野田)の展示ホールで現在、「現代ガラス展受賞作品展」が開かれている。
現代ガラス展は、「若手作家の登竜門」と言われる3年ごとに開かれるコンペティション。第7回開催を翌年に控え、プレイベントとして過去の受賞作品など10点を展示する。
第1回現代ガラス展奨励賞、優秀賞、第2回~第6回現代ガラス展大賞を受賞した作品のほか、同展の開催に尽力した地元出身ガラス造形作家の故・竹内傳治(でんじ)さんが製作した作品を展示。
作品はいずれも市の所蔵物で、通常は「きららガラス未来館」(小野田)、「山陽小野田市立中央図書館」(栄町)、「不二輸送機ホール(山陽小野田市文化会館)」(郡)で保管・展示されており、「一堂に会す機会はこれまでになかった」(同館の湯城明彦館長)。
湯城館長は「レベルの高い作品が並び、見応えある展示になった。開けたスペースでの展示なので、入浴や食事帰りに気軽に立ち寄っていただけている。現代ガラス展を知らない人にも興味を持ってもらい、来年への盛り上げにつなげたい」と期待を込める。
営業時間は9時~22時。月曜休館。今月20日まで。