ANAクラウンプラザホテル宇部(宇部市相生町、TEL 0836-22-0257)内のレストラン「Salvia(サルビア)」が7月1日、新しい生活様式に対応した「フリーオーダー制食べ放題」で営業を再開した。
新型コロナウイルスの影響で4月20日から営業を自粛していたが、「ウィズコロナに伴う新しい生活様式」として、トングの使い回しなどで感染が懸念されるこれまでのブッフェ形式をやめ、一品ずつ盛り付けた料理をスタッフが席まで配膳する形式で営業する。
ホテルの営業企画支配人の麻生隆義さんは「自粛期間中もお客様から『早く再開してほしい』という声を多くいただいていた。ホテルとしても何とかして再開するために、さまざまな形式を検討し準備を重ねてきた」と話す。
店内は、テーブル間の間隔を広く取り最大収容人数を100人から80人まで減らしたほか、各テーブルにアルコール除菌スプレーを設置するなどの対策を行う。
フリーオーダー制食べ放題で提供するメニューは18種類。月ごとに変更する予定で、現在は「柔らかビーフシチュー」や「鱈の軽い煮込み アクアパッツァ風」「若鶏のグリル サルサベルデ」「週替わりスパゲッティ」「サルビア特製ビーフカレー」などのほか、サラダ、スープ、デザートプレートを用意する。
価格は、ランチ=平日1,750円、土曜・日曜・祝日1,950円、ディナー=4,700円。ランチは90分制、ディナーは120分の飲み放題付き。
麻生支配人は「オープン初日は予想以上に多くのお客さまにご来店いただいた。サービスの形式が変わって大変なところもあるが工夫しながら運営している」と話す。
「サルビアは新しい生活様式へのチャレンジの第一歩として、今できる形で再開を果たした。今後の状況に合わせて営業形態も変化が必要だと考えている。レストランに限らず、客室や各フロアなどホテル全体で感染対策をしっかり行っているので、安心してご来館いただければ」とも。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、ディナー=17時30分~21時。火曜定休。