防府・田島の航空自衛隊防府北基地で6月1日、「2008防府航空祭」が開催され、約5万5,000人が訪れた。
同祭では、航空機による飛行展示をはじめ、航空機の地上展示、戦車体験試乗、ファンシードリル展示、装備品展示などが行われ、飲食やグッズの露店も出店し、家族連れなど多くの来場者でにぎわった。今年初めて行われるイベントとして、約1,500メートルの滑走路を歩く「ランウェイウォーク」も行われ、抽選で選ばれた100人が参加。隊員の説明を受けながら航空機の目線で滑走路を歩いた。
同祭のメーンとなる訓練飛行や曲技飛行などの飛行展示では、米空軍のF-16戦闘機が防府飛行場上空を飛行し、民間のエアショーチーム「エアロック」や航空自衛隊アクロバット飛行専門のチーム「ブルーインパルス」も登場した。同祭は県外からの来場者も多く、会場には望遠レンズを手にした航空機ファンも多く集まり、飛行する航空機を撮影したり、情報交換したりする姿なども見られた。
「ブルーインパルス」による曲技飛行では、空にハートマークを描く「バーティカルキューピッド」や垂直に降下して5方向に広がる「レインフォール」など、さまざまな曲技飛行を約30分間かけて披露。5機のブルーインパルスが星を描く「スタークロス」では、空に星の姿が表れると観客から拍手と歓声がわき起こった。同日午後からは曇り空となり、白い空での飛行ながらも、多くの観客の目を楽しませた。
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