ライトアップイベント「元乃隅神社ライトアップ双龍一会 ~冬~」が12月15日~19日、長門の「元乃隅神社」で行われる。
ライトアップは、123基の鳥居を龍神にイメージして行う。新型コロナの影響を受けた地元の観光事業者を応援しようと始まった企画で、山口県を代表する観光名所を活用し、長門市内への観光客や宿泊客を増やすことを目的に行う。
長門市観光コンベンション協会の行実一樹主任は「観光に携わるバス、ホテル、飲食などの事業者を盛り上げたい思いで1年ほど前から構想してきた。元乃隅神社がライトアップされるのは今回が初めて。気持ちとしては『地元ファースト』で準備している。観光客の方には新しいコンテンツとして楽しんでもらいたい」と話す。
チケット事前購入者のみ入場可能で、各日1時間ごとに区切って案内する。チケット料金は、大人(中学生以上)=平日1,000円、土曜・日曜・祝日1,200円、子ども(小学生以下)=平日500円、土曜・日曜・祝日600円。3歳以下無料。長門湯本温泉の宿泊者に限定したバスツアーも実施する。
行実主任は「元々圧巻の景色だが、ライトアップすることでさらに迫力のある見たことのないようなものになっている。天候が良い日には、津黄地区の地元漁師の方々の協力で漁火も出す予定。地元が一体となって資源を生かすことで出来上がった世界でここにしかない景色を楽しんでもらいたい」と話す。
「今回好評を得られれば、今後は季節ごとの開催も検討したい。当日は駐車場の混雑も予想されるので、気をつけてお越しいただければ」とも。
点灯時間は18時~22時。チケット販売は、特設ウェブページで受け付ける。