サッカーJ2のレノファ山口FCが8月6日、ホームスタジアム「維新みらいふスタジアム」（山口市維新公園4）でモンテディオ山形と対戦する。

レノファの渡部博文選手

　前節はホームでベガルタ仙台と対戦したレノファ。序盤に沼田駿也選手のゴールで先制後、前半のうちに逆転を許したが、終了間際の渡部博文選手のゴールで追い付いて2-2の引き分けに持ち込み、勝ち点1を積み上げた。レノファは現在、5戦勝利なしで順位は17位。

　殊勲の同点ゴールを挙げた渡部選手は、「手応えと課題が同時に見つかった試合だった。パスや最後のところの精度をもっと高めないといけない。逆に言えば、ゴール前まであれだけ迫ることができたので自分たちには可能性がたくさんあると感じた」と話す。

　対戦する山形は現在9位。前半戦の対戦（第18節）は、前半に元レノファの加藤大樹選手にゴールを決められ、そのまま逃げ切られて0-1で敗戦した。渡部選手は「山形は調子を上げてきているなという印象がある。勝ち切る力がもともとあるチームだけど、その良さや強みをまた取り戻してきていると感じる。各ポジションに能力の高い選手がそろっていてFWの選手も今は結果を残している。怖い選手がスタメンにもベンチにもいるので、いかに気持ち良くやらせないかがポイントになる」と話す。

　山形戦は、レノファのホームで初めて「声出し応援運営検証対象試合」として実施する。ホームゴール裏自由席とアウェーゴール裏自由席に「声出し応援エリア」を設け、声出し応援対象エリアとする。

　レノファは、この試合でも「夏限定ユニホーム」を着用する。フィールドプレイヤーはブラック×ゴールド、ゴールキーパーはオレンジ×ブラックの配色で、選手29人全員の声の波形がデザインされている。

　当日は「夏の維新劇場」と銘打ち、イベントを多彩に展開する。ホーム戦イベント「オレンジドリームパーク」が15時に始まり、恒例の飲食ブース「グルメガーデン」を開く。場外イベント広場には、縁日ブースが登場する「みらスタ縁日」のほか、特設ステージでは「とろサーモン」がお笑いステージ、アニソンシンガー・きただにひろしさんがパフォーマンスを披露する。

　19時キックオフ。