宇部の居酒屋「イザカヤ匙(さじ)」(宇部市中央町2、TEL 050-8885-3124)が、3月20日のオープンから3カ月を迎える。
場所は居酒屋「勢(せ)とら」跡。1階にカウンター席6席と座敷を改装したテーブル席24席を設ける。2階には、テーブルタイプ2室、掘りごたつタイプ1室、座敷タイプ3室の計6室の個室を備える。
店主は宇部出身で料理人歴約12年の原田勝己さん。出店のきっかけについて「知人から空き店舗の話を聞き、6年ほどブランクはあるが、もう一度料理の道でやってみようと決意した。自分にとっての生きがいは、食べて喜んでもらうこと」と話す。
仕入れによってメニューを変えるため、あえて看板メニューを置かず、「クリチ春巻き」や細麺を巻いて揚げる「えびのカダイフ揚げ」(以上880円)、「手羽先一夜干し」(3個=660円、4個=880円)、マグロやアジなど刺身の「盛り合わせ」(3人前=2,970円)、「長州黒かしわのタタキ」(1,520円)などを提供する。ドリンク類は、県内の地酒などをそろえる。
オープンから3カ月がたつ。原田さんは「ホテルの近くということもあり、幅広い客層の方が来てくれている。魚も肉もおいしく食べてもらえるように、僕の『さじ加減』で提供していきたい。気軽に入れる店にして、宇部の街が賑やかになれば」と笑顔を見せる。
営業時間は18時~24時。日曜定休。