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山陽小野田で「現代ガラス展」始まる 51作品展示、「ミュージアムショップ」開設

会場の様子

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 3年に一度開かれる「現代ガラス展 in 山陽小野田」が7月8日、おのだサンパーク(山陽小野田市中川6)で始まった。

大賞受賞作品「静寂のその先に」

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 山陽小野田市が2001(平成13)年から開催しているガラス作品の公募展。応募条件を45歳以下の作家としていることから「若手作家の登竜門」として位置づけられている。

 9回目となる今回は、全国から61点の応募があった。同展では、入賞作品8点、冠スポンサー賞12点、入選29点に加え、特別出品作品2点をガラスケースに入れずに展示する。

 大賞を受賞したのは、作田美智子さんがキルンキャスト、サンドブラストの技法で制作した作品「静寂のその先に」。作田さんは「大学生の時にガラスを学び始めてもう20年ぐらいになるが、ガラスの素材の魅力にひかれて続けてきた。このような賞をいただき、とてもうれしく思っている」と話す。

 会場では、入賞作家作品や同市のガラスアートブランド「CLASS GLASS」の小物やグラスなどを購入できる「ミュージアムショップ」を設けるほか、万華鏡製作体験ができるワークショップ(7月12日・8月23日、体験料=1,270円)や、ミュージアムコンサート(7月17日・30日、8月6日・12日・13日・20日、11時30分~12時、14時~14時30分)を実施する。

 同展の開催時間は10時~18時。入場料は800円(高校生以下は無料)。8月26日まで。

 9月16日から「萩展」を「山口県立萩美術館・浦上記念館」(萩市平安古町)で行うほか、来年3月6日から「東京展」を「上野の森美術館ギャラリー」(台東区)で行う。

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