宇部・新天町の商店街周辺で1月13日、犬などのペットと一緒に参加するスタンプラリーイベント「ワンちゃんとまち散歩」が開かれた。同イベントは、同18日・20日にも開かれる。
宇部市が取り組む「常盤通り(国道190号線)のウォーカブル化」の一環。街中のにぎわい創出を図るほか、ペット連れの人が街中にあればと思う設備などを検証することを目的に実施する。
宇部市中心市街地活性化推進課の中村まどかさんは「新たなターゲットに向けたイベントを企画した。一般的にペットの散歩は犬ということで『ワンちゃん』と題しているが、一緒に散歩できるならほかの動物でも参加は可能。参加者から様々な意見を聞くことができれば」と話す。
同イベントでは「中津瀬神社」をスタート・ゴール地点とし、アーケード内や常盤通りを散策する約1キロのモデルコースを設定している。スタンプラリーはコース内に5カ所設置。事前の参加申し込みは不要で、現地で随時受け付ける。参加者全員に犬用マナーウェア1着を進呈するほか、スタンプを全て集めると、「Blue Photo Base」(新天町2)での記念撮影特別プランなどを進呈する。
1回目の13日には、約35匹の犬とその家族約70人が参加した。中村さんは「家族や友達同士など、複数人での参加が多かった様子。愛好家同士やたまたま通った人が交流する場面もあり、散歩の後には、コーヒーやキッチンカーの焼き芋などを楽しみながら滞在し、いつもとは違うにぎわいが生まれていたと感じる」と話す。
20日にはキッチンカーが来場し、焼き芋やペットグッズの販売なども行う予定。「18日と20日は天候が心配だが、アーケード内は天気を気にせずに散歩できるので街中に出てきてもらい、ペットを通して新しい交流を楽しんでもらいたい」とも。
開催時間は13時~16時。