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防府にチーズとワイン専門店「グローサリスト」 カフェ併設、輸入食品販売も

店主の佐伯和孝さん

店主の佐伯和孝さん

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 チーズとワイン専門店「GROCERIST(グローサリスト)」(防府市高井、TEL 0835-28-8113)が防府にオープンして1カ月がたった。オープン日は2月9日。

「グローサリスト」が提供するチーズ

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 店主の佐伯和孝さんは防府市出身で、これまで飲食業に携わり、15年以上ワインに関わってきた。「数年前にチーズの勉強を始めたことをきっかけに、県内に本格的なチーズの小売店がないことから、新しいジャンルの店を開きたいとチーズとワインを専門に扱う店を出店した」と話す。

 販売するワインは、日本ソムリエ協会の山口支部長も務める佐伯さんが選び、海外のものを中心に約50種類をそろえる。その内、約半数が「ナチュラルワイン」と呼ばれるもので、自然農法で栽培されたブドウを使い、酸化防止剤などの添加物を極力避けて造られたワイン。「管理は難しいが、味が柔らかく、香りを素直に感じられるのが特長」という。価格帯は3,000円~5,000円が中心。

 チーズは小分けにカットして、手ごろな価格で販売する。種類は「ナチュラルチーズ」で、日が経つごとに熟成していくという。日々味が変化していくチーズは、佐伯さんおすすめのタイミングで、おすすめの厚さや大きさにカットして提供する。

 カフェで提供するドリンクは、「エスプレッソ」(400円)、「カプチーノ」(550円)、「フレンチアールグレイ」(500円)など。手作りのケーキは「チーズ屋さんのバスクチーズケーキ」「ラム酒風味のバニラケーキ」(以上600円)などを用意し、季節によってメニューを変える。輸入食品は、チョコレート菓子やクッキー、調理用ソースなどをそろえ、3月末から輸入食品を使った軽食を提供予定という。

 佐伯さんは「当店のコンセプトは『ちょっと贅沢に。もっと気軽に。』。高級なチーズもカットすることで手に取りやすい価格になるし、飽きずに食べきれるのでフードロスも減らせる。珍しい食材もそろえているので、気軽に立ち寄ってもらえれば」と笑顔を見せる。

 営業時間は11時~16時。

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