桜の名所・宇部ときわ公園(宇部市則貞3)で3月27日、ときわ湖水ホール周辺の桜が開花した。
ソメイヨシノを中心に3500本の桜が植えられ、「日本さくら名所100選」に選ばれている同園。今年は昨年より5日遅い開花で、4月上旬ごろの満開が予想される。
宇部市ときわ公園課の高木悠汰さん(「高」ははしごだか)は「暖冬で早めに咲くと予想していたが、3月の冷える時期に天候が悪い日があったり、荒れた空模様になったりでなかなか開花しなかった」と話す。
同園では今月16日から湖水ホール横の「桜山」と東駐車場付近で桜のライトアップを行っている。ライトアップ時間は18時30分~22時。4月7日までを予定する。
今月31日には「さくらまつり」を開く。地元のアーティストによる音楽演奏などのステージイベントのほか、キッチンカーやドラフトカーの出店、テントでの飲食販売などを行う。
高木さんは「園内を散歩するだけで十分楽しめるが、暖かく気持ちが良い季節になるので、レジャーシートを敷いてご飯を食べたり、ペットと一緒に訪れたりして園内を楽しんでもらいたい」と話す。