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宇部にうどんとおにぎりの店「音いち」 居酒屋「酔花」の人気メニューも

「笑顔があふれる場所になれば」と碧村晴美さん

「笑顔があふれる場所になれば」と碧村晴美さん

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 うどんとおにぎりの店「音いち(おといち)」(宇部市常盤町2、TEL 0836-35-5000)が5月1日、宇部にオープンした。

同店が提供する「うどん」

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 同店は、居酒屋「酔花(すいか)」(中村町3)の系列店。場所は宇部郵便局近く。酔花の店主・水野弘子さんとスタッフが運営し、うどんやおにぎりのほか、「居酒屋で親しまれている人気メニュー」を提供する。水野さんの次男で、建設業などを営む碧村信行さんが「母親が営む酔花の味を残したい、もっとたくさんの人に食べてもらいたい。自分ができる親孝行」との思いで出店した。

 同店の広報を担当する碧村さんの妻・晴美さんは「酔花は35周年を迎える。義母は70代にもかかわらず、毎日早朝から夜遅くまで1日中動き、いつも楽しそうに仕事をしている。家族で一番元気でパワフルで、とても尊敬している。店名は義母の父の名前・音市さんからいただいたが、出来上がった店を見て本当に感動して喜んでくれた」と話す。

 旧美容院の店舗を改装した店内に、カウンター4席、3人掛けテーブル1卓を設ける。提供するおにぎりは、知人農家が手がける山口県産米「きぬむすめ」を使用する。刺身用のサーモンを焼いた「焼きさけ」(180円)や、「明太子」「梅」「こんぶ」(以上170円)、「塩むすび」(150円)のほか、日替わりの「おにぎらず」(280円~350円)も用意する。

 うどんは、「コシのある本場の讃岐うどん麺で、甘めのだしが特徴」(晴美さん)という。メニューは「かき揚げ」(600円)、「かやく」(450円)、「わかめ」「月見」「きつね」(以上520円)、「肉」(600円)など。居酒屋メニューは、甘辛ダレの「手羽先の唐揚げ」(2本250円~)や、2度揚げする「京風唐揚げ」(3個270円~)を用意。テイクアウトにも対応する。

 晴美さんは「毎日食べても飽きない家庭料理の味を提供するほんわかあったかい小さな店。美味しいという声があふれ、笑顔を増やすために、細く長く、地元の活性化に役に立てる店になれば」と笑顔を見せる。

 営業時間は、10時30分~14時(売り切れ次第終了)。土曜・日曜・祝日定休。

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