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宇部で「新川ビアガーデン」始まる 歩道を活用、バイキング形式で料理提供

「新川ビアガーデン」の様子(写真提供=チカラ商会)

「新川ビアガーデン」の様子(写真提供=チカラ商会)

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 宇部で7月22日、「第1回新川ビアガーデン」が始まった。

バイキング形式で提供する

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 主催は「チカラ商会」(中央町1)で、同社が運営する居酒屋「焼鳥&ワイン RICKY(リッキー)」(松島町、TEL 0836-39-8641)の店内と店舗前の歩道を会場に行う。

 同社は「中央ビル」(中央町1)屋上のビアガーデンを2014年から6年間運営していた。秋山尚登社長は「会場の都合でここ数年開催できなかったが、『宇部の夏の風物詩だったビアガーデンを再び』という声が多く寄せられていたこともあり、形を変えて行うことにした」と話す。

 今回は、秋山社長が「まちづくり会社 village rise」の藤重雅明さんに声をかけ、国土交通省が設定する「歩行者利便増進道路」(通称=ほこみち)制度を利用して実現した。藤重さんは「宇部の街の魅力作りの一環として、飲み屋街に活気が生まれたらと思う。歩いている人が引き寄せられていくような街作りのチャレンジは今後も続けていきたい」と話す。

 ビアガーデン会場には、「新川の街が一望できる室内テーブル席」約20席、「個室とテラスを行き来できる席」約24席のほか、「新川の風を感じられるテラスベンチ席(横並び)」を設ける。「テラス席は、室内から移動して自由に使ってもらえれば」と秋山社長。

 料理はバイキング形式で提供する。同店のメニューのほか、インドカレー店「メルバニ」(松島町)がバターチキンカレーとナンも並べる。焼き鳥、セロリの酢漬け、揚げ物(長芋コロッケや手羽先の一夜干しなど)、焼きそば、カレー、デザート、スイカなど常時15種類を用意する。

 ドリンクは、生ビール、ハイボール、サワー、梅酒、カクテル、日本酒、焼酎、ワイン、ノンアルコールビール、ソフトドリンク、ラムネなど30種類をそろえる。料金は時間無制限の食べ飲み放題で5,500円(20時以降の入店=4,500円、21時以降の入店=3,500円)。

 このほか、「bar twentyone(バー トゥエンティーワン)」(中央町2)のキッチンカーが7月24日・29日、8月1日・5日・7日・8日に出店するほか、DJありがとうさんがパフォーマンスを披露して会場を盛り上げる。

 秋山社長は「DJの音楽とともに新川の夜を眺めながらジョッキを傾け、初夏のひとときを楽しんでもらいたい。毎年夏に開催し、宇部の夏の風物詩になれば。周辺の店と一緒に盛り上げていきたいし、そうした意識が浸透して輪が広がってほしい」と話す。

 営業時間は18時30分~22時30分。雨天時は店内で行う。8月11日まで(期間中定休日なし)。

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