校舎を刷新した「山口県宇部自動車学校」(宇部市沖宇部)で7月26日、グランドオープンセレモニーが行われた。
1959(昭和34)年10月に自動車運転教習所として開校し、市内最古の自動車学校として今年で65年目を迎える同校。旧校舎は1979(昭和54)年に建てられたもので、老朽化などもあり校舎や設備を一新。合わせて、同校のスローガンである「ありがとう、あふれる」を併記したロゴマークも新設した。
新校舎は1階建てで延床面積約554平方メートル。今年1月からオンラインでの学科教習が始まったことで大きな教室が不要になり、受講者が敷地内で移動が少なく済むようコンパクトかつ利便性を重視したという。
同日のセレモニーでは、新校舎がお披露目されたほか、「山口トヨペット常盤店」と「レッドバロン宇部店」が乗用車や二輪車を展示し、「たちばな幼稚園」(今村南1)の園児たちが和太鼓やダンスを披露した。
眞田隆司校長は「校舎の刷新に合わせてホームページや車両なども新しくし、生まれ変わってやっていく。しかしながら、一番大切なのは指導員。スローガンにもあるように、安全運転のマインドである『ありがとう』があふれる指導など、市民の皆さんにも当校の認知を広めていきたい」と話す。