食べる

山口に洋菓子店「ルーヴル」 スーパー敷地内に出店、「心の拠り所」目指す

「パティスリー ルーヴル」外観

「パティスリー ルーヴル」外観

  • 1

  •  

 洋菓子店「Patisserie LOUVRE(パティスリー ルーヴル)」(山口市大内中央1、TEL 083-902-6440)が7月30日、山口にオープンして6カ月を迎える。

「パティスリー ルーヴル」の「シュークリーム」

[広告]

 場所はスーパーマーケット「新鮮市場大内店」(同)の敷地内。店主でパティシエの佐川誠さんは、東京や山口の洋菓子店で修業を積み、自分の店を持つという夢を叶えた。「学生時代から起業という夢があり、製造業に憧れがあった。お菓子が好きだったのでパティシエになる決意をして約10年間修業を積んだ」と話す。

 平日は製造から販売までを佐川さん一人で行い、焼き菓子を主に販売する。「バターや粉の香りが立つように焼き色をしっかりとつけている。気温や湿度によって焼き時間が変わるので、日々ベストタイミングを研究している」と佐川さん。材料は佐川さん自身がおいしいと感じた食材を使用し、時期によって見直すという。

 グレーと木目調を基調とした店内に、「カタラーナ」(350円)、「シュークリーム」(300円)、「フィナンシェ」「マドレーヌ」「ショコラパウンド」(以上250円)など常時約20種類の商品が並ぶ。「ラングドシャ」や「フロランタン」など7種類の焼き菓子を缶に入れた「プティフールセック」(2,000円)も用意する。客単価は1,200円程度。

 オープン後の6カ月を振り返り、佐川さんは「あっという間に半年が過ぎた。お菓子はお客さんが食べた時点で完成すると思うので、お客さんが食べる姿を想像しながら作っている。焼き上がったお菓子は自分の子どものように大切で、お菓子を購入したお客さんの笑顔を見るのがとてもうれしい」と笑顔を見せる。

 「私が販売まで行っているのでお客さんと会話ができることが楽しい。場所柄、買い物帰りのお客さんが多い。買い物帰りに少し立ち寄って、一息ついてもらえれば。この場所で長く愛される店になりたい」とも。

 営業時間は10時~17時。月曜・日曜定休。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース