YIC調理製菓専門学校(山口市小郡黄金町)で9月10日・26日、在校生が調理と接客を担当する「YICパーラー」が開かれる。
同校の製菓衛生師科のパティシエをめざす学生18人が、これまでに習得した技術を披露する取り組みで、デザート作りやサービス提供などを全て学生が行う。昨年初開催した「YICカフェ」は、受付開始後すぐ満席になったという。
宇土育美副校長は「昨年のカフェ開催時はSNSやメディアなどで広まり、すぐに売り切れてしまった。小さい子どもを連れた親子やお年寄り、近隣企業のお昼替わりなど幅広い層が利用してくれてありがたい」と話す。
メニューは学生たちが考案した中から選ばれたもので、9月16日には岩本晴葵(はるき)さんが考案したシャインマスカットを使用した「絶品! フルーツパフェ」(900円)、同26日には阿山蒼空(そら)さんが考案したレアチーズケーキに砂糖をまぶして炙り、ブリュレにした「チーズケーキと季節のフルーツ~YICプレート~」(900円)を提供する。
宇土副校長は「食を通して学校のことや学生について知ってもらいたい。イベントを通じて皆さんに貢献できれば」と話す。
営業時間は13時~15時。各日定員35人、完全予約制。