サッカーJ2のレノファ山口FCが8月31日、ホームスタジアム「維新みらいふスタジアム」(山口市維新公園4)でファジアーノ岡山と対戦する。
前節はアウェーでV・ファーレン長崎との上位対決に臨んだレノファ。前半の14分に相手に先制を許したが、後半の48分に酒井宣福選手のゴールで同点に追いつき、55分に河野孝汰選手のゴールで逆転して2-1で勝利した。ここまでの戦績は14勝9敗5分で順位は4位。
レノファ加入後初ゴールを決めた酒井選手は「ケガとかいろいろあって久しぶりにゴールを決められたので、自分の中で簡単に言い表せない感情が出てきたけど、次への1歩を踏み出せたという気持ちも同時にこみ上げてきた」と話す。
今節対戦する岡山は現在6位でレノファとの勝ち点差は2。前回の対戦(第3節、3月10日)では、0-1で敗戦している。前貴之選手は「勝った後の試合で順位が近い相手なので本当に落とせないし、すごく固いチームなのでそれをどう崩していくか。しっかりと準備をして臨みたい」と話す。
志垣良監督は、岡山について「ここ最近すごく守備が固いので、そこをいかに崩せるかになる。崩しきれないと相手のカウンターになるし、相手には能力のある選手がそろっている。カウンターには気を付けなければいけない。前回対戦ではセットプレーでやられているので、スキを与えないことが大事になってくる」と話す。
岡山戦は夏季限定ユニホームを着用する最後の試合で、来場者1万人達成を目指す「総力1万人プロジェクト」で集客に取り組んでいる。当日は、小学生以下の先着2,000人に「レノファオリジナルメッシュキャップ」を進呈する。
このほか、会場では「みらスタ夏祭り」と銘打ち、縁日や餅まきなどを行うほか、タイの魅力を紹介する「タイ知りタイDAY」を実施してタイグルメの販売や、タイ観光をPRするブースなどを設置する。ホーム戦イベント「オレンジドリームパーク」は15時に始まり、恒例の飲食ブース「グルメガーデン」などを開く。
19時キックオフ。