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宇部の発酵食品の店「はっこうてい」1周年 「テンペ」のメニュー充実へ

店主の岡田広美さん

店主の岡田広美さん

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 宇部市西岐波の発酵食品の店「HAKKOUTEI/はっこうてい」(TEL 0836-52-8283)が1月6日、オープンして1周年を迎えた。

2月から提供する「テンペミニバーガーセット」

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 昼は「HAKKOUTEI」としてランチを提供し、夜は居酒屋「はっこうてい」としておばんざいや居酒屋メニューを提供する同店。メニューの多くに、大豆をテンペ菌で発酵させたインドネシアの伝統的な発酵食品「テンペ」を使用している。客層は、ランチは7割が女性で夫婦での来店も多く、居酒屋は男性の来店が多いという。

 店主の岡田広美さんは「1年を通して、女性客が時間を気にせずゆったりと滞在されていくことが多かった。『テンペ』のことは8割くらいの人が初めて知った様子。健康に気をつけている人が、知っているけど取り入れるのが難しかったり、そもそも手に入らなかったりと、テンペを目的に来店されることもあった」と振り返る。

 昼のランチメニューは現在、「テンペハンバーグランチ」「テンペコロッケランチ」(以上1,650円)、「溢れるチーズカレードリア」(1,320円)などを用意するほか、3月からはテンペコロッケとハンバーグを使った「テンペミニバーガーセット」を提供する。粉末状のテンペと季節の果物を使用した「パフェ」などの手作りデザートも用意する。

 夜は、日替わりのおばんざいや「テンペの素揚げフライ」(440円)、「ちくわの磯辺揚げ」(660円)、「手羽先の甘ダレ焼き」(770円)、「刺身盛り」(1,300円)などの居酒屋メニューを提供するほか、今冬からテンペ料理を中心とした「テンペづくしコース」(6,000円)も開始した。

 岡田さんは「今後はおからドーナツやケーキなど、ちょっとした手土産になるようなスイーツも考えていく。春休みの時期には、小学生を対象にテンペを使用したお菓子教室も開催する予定。親の手を借りずに子ども同士で人に聞きながら作ることで、他人と関わる場を作れたら」と笑顔を見せる。

 営業時間は11時~14時、18時~22時。日曜、月曜、水曜(夜)、月一土曜定休。

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