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宇部、ジャンボすぎる「いちご大福」 専用の箱に収まらない特大イチゴも

宇部の「若狭屋」が販売する「いちご大福」

宇部の「若狭屋」が販売する「いちご大福」

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 宇部市西岐波の和菓子店「若狭屋」(TEL 0836-51-9301)が1月27日、特大サイズのイチゴを使用した「じゃんぼいちご大福・極」の販売を始めた。

500円玉が小さく見える「いちご大福」

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 同店の「じゃんぼいちご大福」は、通常のイチゴのおよそ2倍を超える38グラム以上(4Lサイズ)のイチゴが入荷した時のみ販売する商品で、今季は12月中旬から店頭に並ぶようになった。同商品を販売する日は、店頭に旗や看板を立てて知らせる。 

 店主の前田昌子さんは「イチゴは熊本県の契約農家から仕入れる『幸せのかほり』を使用し、保存料や添加物は使わない。傷のないものだけを使うので、日によって提供できる数に違いがあるが、昼には完売する日もある」と話す。

 同日、さらに大きい58グラム以上のイチゴを使う「極(きわみ)」の販売を開始。規格外の大きさのため、専用の箱に入れて提供する。「シーズン中数パーセントしか出ない『極』は、1日に数個あるかないか。昨日は98グラムのイチゴが出たが、専用の箱に斜めに入れて何とかギリギリ入った」と前田さん。

 現在提供している「いちご大福」は、Lサイズ(304円)、2Lサイズ(334円)、3Lサイズ(432円)、「じゃんぼ」(486円)、「極」(750円)。はっきりとした味わいの黒餡と、優しい味わいの白餡の2種類を用意する。

 前田さんは「全国的にもイチゴの生育が遅れているが、生産者が苦労しながら質の良いイチゴを届けてくれている。イチゴや求肥の品質を維持するため、私たちも調理場では暖房をつけずに作業するなど、スタッフ全員で頑張っている」と話す。

 「特大サイズの『極』は2月のバレンタイン頃まで、『じゃんぼ』は3月上旬のひなまつり頃までになりそう。その日の仕入れに左右されるのでいつも用意できるわけではないが、できるだけ良い物を選んで出すようにしている。お客様に喜んでもらえたら」と笑顔を見せる。

 営業時間は9時~17時(売り切れ次第閉店)。日曜・祝日定休。

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