![出演する落語家・立川談春さん(写真提供=山口県南中小企業経営者協会)](https://images.keizai.biz/yamaguchi_keizai/headline/1739344112_photo.jpg)
落語家・立川談春さんの「独演会」が3月20日、渡辺翁記念会館(宇部市朝日町)で開かれる。主催は、宇部・山陽小野田・美祢を中心とした異業種ネットワーク「山口県南中小企業経営者協会」。
同協会は、年末の「カウントダウン花火」などの地域貢献事業の実施や、勉強会の開催、地域行事への参加といった活動を通じて、地域社会とともに発展することを目指す団体。今回は、2020(令和2)年の11月に設立30周年を迎えたことを記念して開催する。
大橋洋志会長は「30周年の時はコロナ禍で大きな式典やイベントを実施できなかったが、コロナ禍も落ち着き、環境が整ってきた。地域の皆さんにお世話になっていることへの感謝と、これからもよろしくお願いしますという気持ちを込めて企画した」と話す。
企画担当の辻岡謙太郎さんは「出演する立川さんは『最もチケットが取れない落語家』と言われる古典落語の名手。地元の皆さんに、落語を通じて日本の文化に触れてもらいたいと出演を依頼した。落語と聞くと『笑い』をイメージする方が多いと思うが、談春師匠は『芝浜』など人情噺を得意としているのでそういった点も楽しめると思う。大きな会場なので多くの人に来場してもらいたい」と呼びかける。
大橋会長は「当会は現在、約100社が会員となり活動している。次の40周年、50周年に向けてさらなる会員拡大を目指したい。地域の皆様に愛され、期待される団体になっていければ」と話す。
開演時間は、15時(開場14時30分)。チケット料金は5,000円(全席指定)。