
マルシェイベント「第2回さくらマルシェ」が4月5日、宇部の「瑞松庵」(船木)で開かれる。主催は、地元の有志で構成する団体「船木の木」。
同イベントは昨年初開催し、約500人が来場した。桜の開花の時期にマルシェイベントを開き、地域の活性化や交流人口の増加を目指す。
主催する団体の会長を務める瑞松庵の藤村光昭住職は「昨年は、船木に来る機会があまりない宇部市民の方も多く来られた様子。地域の行事を今まで通りに行うのが難しくなってきた中でも楽しめる場所を作りたいという思いと、旧楠地区の伝統工芸品の琴や赤間硯を皆さんに知ってもらいたいとの思いで今年も開催する」と話す。
当日は、「聴」「観」「体験」の3つに分けて展開する。琴の演奏やフラダンスなどパフォーマンスを披露するステージ、飲食ブースの出店、ワークショップ、物販販売などを行う。
飲食ブースに出店するのは、「Aile Rapport」(焼き菓子など)、「cafe MACHISUJI」(弁当、ドリンク)、「Reste Palette」(クレープ)など。ワークショップは、「琴の演奏体験」(谷口社中)や「赤間硯墨磨り体験~和紙ファイルに書く」(日枝玉峯堂)、「お抹茶、着付け体験」(Salon de Leaf茶道サロン)などを行う。
藤村住職は「今年もみんなが楽しめる場を作ろうと盛りだくさんで準備をしている。緑がたくさんあり、心が落ち着く場所でもあるお寺で開催するので、日常からちょっと離れた非日常的な場所で一日ゆっくり過ごしてもらいたい」と話す。
開催時間は10時~15時。雨天決行。