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植物好きの交流の場作りへ 宇部で「プランツマーケット」、今年も開催

昨年の様子(写真提供=YAMAGUCHI PLANTS MARKET運営委員会)

昨年の様子(写真提供=YAMAGUCHI PLANTS MARKET運営委員会)

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 植物に特化したイベント「YAMAGUCHI PLANTS MARKET 2025」が4月26日・27日、宇部ときわ公園内「ときわミュージアム 世界を旅する植物館」(宇部市野中3)で開かれる。

過去の同イベントの様子

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 「植物好きの交流の場を作り、県内の植物文化を盛り上げたい」と、一昨年に山口市で初開催した同イベント。県内外の植物専門店や個人などが出店し、アガベやサボテン、エケベリアなどの多肉植物や塊根植物、ビカクシダ、ハオルチア、ハンドメイドの植木鉢などを販売する。

 主催する「YAMAGUCHI PLANTS MARKET運営委員会」の岡本直也代表は「こぢんまりと開くつもりで始めたイベントだったが、初回から多くの来場者があった。昨年までの会場では限界があり、別の会場を探していたところ、出店者の方から紹介してもらった縁で同館に相談し、協力を得ることができた」と話す。

 宇部市ときわ公園企画課主任で樹木医の越智大吾さんは「個人的に前回のイベントを訪問した際に、いろいろな種類もあり、来場者が気軽に植物を選んで楽しめる様子を見て、植物に関係がある場所でやったほうがもっと多くの来場があるのではないかと思っていた。県内外からアクセスしやすく、動物園などもあって家族で来場しやすい当館なら、より盛り上がるのでは」と笑顔を見せる。

 当日は、出店者が同館ロビー全体に軒を連ね、フリーマーケット形式で販売する。出店するのは、「EARTHWALK PLANTS」(アガベ、北九州市)、「一粒万倍多肉」(エケベリア、山口市)、「APL(アトプランツラボ)」(アガベ、広島市)、「OCOGI SELECT PLANTS」(多肉植物など、福岡市)、「yuzuka's succulent」(多肉植物など、山陽小野田市)など28店舗が出店する。

 両日、イベント終了後に出店者も参加する「じゃんけん大会」を実施し、勝者には出店者が寄付した植物を進呈する。

 岡本さんは「地元で育った植物を購入できるのも当イベントの魅力の一つ。環境の変化が少なく、育てやすい上に、育て方の悩み相談やアドバイスなどをじっくり聞くことができ、生産者とSNSなどでつながることもできる。イベントと親和性が高い同館の協力を得られたことで、今まで以上にパワーアップしたイベントになりそう。多くの人に来場してもらい、交流を楽しんでもらいたい」と話す。

 越智さんは「植物だけに特化したイベントは少ない。クオリティーの高い植物に触れることで、植物への関心を高めるきっかけにもなるはず。県内でもトップレベルのイベントだと思うので、ぜひ来場して植物にハマってほしい」と来場を呼びかける。

 開催時間は9時30分~16時。

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