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81歳の現役イラストレーター・尾崎眞吾さんの「しごと展」 山口で始まる

イラストレーター・尾崎眞吾さん

イラストレーター・尾崎眞吾さん

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 イラストレーター・尾崎眞吾さんの作品展「尾崎眞吾のしごと展 ―たしかな目と、手―」が8月20日、「クリエイティブ・スペース赤れんが」(山口市中河原町)で始まった。

会場の様子

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 81歳になる今も現役で活躍する尾崎さんの、これまでの軌跡をたどる展示イベント。周南市生まれで長門市在住の尾崎さんは、イラストレーターとして数々のコマーシャルフィルムや新聞・雑誌広告を手がけ、国内外で多数の賞を受賞。また、画家としても多くの絵本やポスターの原画を制作するなど、幅広い分野で才能を発揮してきた。

 1996(平成8)年に活動拠点を長門市に移してからは、詩人・金子みすゞの詩をモチーフにした作品を数多く制作。観光列車「みすゞ潮彩号」の車体と車内デザインも担当するなど、地域に根差した活動も続けている。

 同展では、尾崎さんがこれまでに手がけた鉛筆画や水彩画、絵本、アニメーションなど、約60点の作品を展示するほか、ポストカードや水彩画、しおりなども販売する。今月23日には尾崎さんによるギャラリートークを開く。

 会場の一角では、尾崎さんが来場者の似顔絵を描くサービスも行う。尾崎さんは「作品を見に来てくれた人への感謝の気持ちで似顔絵を書いている。もっと絵がうまくなりたい、進化したい。進化するために、常に手を動かして絵を描き続けていきたい」と、創作への尽きることのない情熱を見せる。

 開館時間は9時~17時。月曜休館。今月31日まで。

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