
「山陽オートファン感謝祭」が9月15日、山陽オートレース場(山陽小野田市埴生)で10年ぶりに開催される。
同レース場に所属する選手(=全日本オートレース選手会山陽支部)が主体となって行う同イベント。近年は売上の低迷やコロナ禍などにより開催が見送られてきたが、開場60周年という節目に合わせて、ファンへの感謝を伝えようと開催が決定した。現在、同レース場はネット投票やミッドナイトレース(無観客の夜間開催)が好調で、売上は堅調に推移している。
当日は、選手とコラボした商品を販売するキッチンカーが23店舗出店するほか、ファン感謝祭Tシャツなどを販売する「物販コーナー」や、射的などが楽しめる「ちびっこ縁日」を設ける。さらに、「模擬レース」、選手が司会を務める「チャリティーオークション」、山陽38期選手トークイベント、ボートレース・競輪・オートレース選手のクロストークなど、多彩なイベントを展開する。
山陽小野田市経済部公営競技事務所主任の宮本徹之さんは「物販コーナーでは選手たちがドリンクの販売も行う。走路内やロッカーの見学、発走誘導員やチェッカーフラッグの体験など、普段は入れない場所での体験や、選手と触れ合える貴重な機会になる」と来場を呼びかける。
開催時間は10時~16時。雨天決行。
ファン感謝祭後には、9月19日から23日にかけて、グレードレース「特別GI共同通信社杯プレミアムカップ」が開催される。期間中、21日にはスイーツのキッチンカーが集まる「山陽オートアマイモン祭り」、23日にはハンバーガーのキッチンカーが集まる「山陽オートバーガー祭り」を実施する。両日は「プレミアムカップ大抽選会」(未確定車券2,000円分提示で1回)も行い、キッチンカーで使用できる割引券などを進呈する。
宮本さんは「当レース場で開催される最も大きなグレードレース。ランキング上位の全国のオートレーサーが集結するので、迫力あるレースを楽しんでもらいたい」と話す。
同レース期間中は10時に開門する。