車エビを釣る「AB-1グランプリ」-最高記録は3分間で21匹

水槽に放たれた車エビを針で引っかける要領で釣り上げる(写真=子どもの部の様子)

水槽に放たれた車エビを針で引っかける要領で釣り上げる(写真=子どもの部の様子)

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 車エビが特産の山口・秋穂にある瀬戸内海水産開発(山口市秋穂東、TEL 083-984-2728)で12月21日、車エビの釣った数を競う「第1回 AB-1(エビワン)グランプリ」が開催された。

釣り上げられた車エビ

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 車エビの養殖・販売を手がける同社が初めて企画したイベントで、水槽に放たれた車エビを、針の付いたさおを使って3分間で何匹が釣れるかを競うもの。

 同日はあいにくの雨だったが、大人、子ども合わせて約300人が参加。スタートの笛の合図とともに一心不乱に車エビと向き合う参加者がほとんどで、身を乗り出して車エビを釣ろうとする参加者や、車エビを針からはずすことができず飛び跳ねる車エビに驚く参加者の様子も見られ、思い思いのエビ釣りを楽しんでいた。

 第1部~第3部に分かれ、釣った数によりそれぞれの部で優勝者が決められた。第1部の優勝者は防府市の嶋田好臣さん(=18匹)、第2部は山口市の小島哲夫さん(=20匹)、第3部は防府市の藤本新一さん(=21匹)という結果となり、優勝者にはそれぞれ「海眺の宿 あいお荘」(秋穂東)の「車海老フルコース」ペア食事券と賞状が授与された。大人の部での平均は約9匹だった。

 浅い水槽を使った子どもの部も同時開催され、子どもの中で一番多く釣り上げたのは、第3部に参加していた防府市の古谷颯音ちゃんで、5歳にして18匹を見事釣り上げた。子どもの部の平均は約6匹。

 同社の小林正和社長は「大好評だったので、来年も『第2回AB-1グランプリ』として続ける予定。今日の様子を見ていて、みんなエビが好きだと感じた。持ち帰った車エビは、みんなで食べてほしい」と話している。(©マルニ)

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