焼き鳥居酒屋「焼鳥一力(いちりき) 新山口店」(山口市小郡明治2、TEL 050-8892-9008)が10月8日、JR新山口駅在来線口の「THE WREATH CENTRAL BLDG.(ザ・リース セントラルビル)」1階にオープンした。
宇部市内で「焼鳥 一力」(中央町1)や「焼鳥炉端 RICKY」(松島町)などを経営する「チカラ商会」(中央町1)が出店。山口市内では、2023年8月に初出店した「焼鳥一力 湯田店」(湯田温泉1)に次ぐ2店舗目となる。
社長の秋山尚登さんは「創業10年目の挑戦として出店した湯田店は、オープン初日から年末まで連日満席になるほどの来客があり、本当に感謝している。山口市内でも受け入れてもらえたうれしい実感を受け、宇部と湯田温泉をつなぐ位置でアクセスの良い立地に今回は出店した」と話す。
店舗面積は約37坪。焼き場を囲むように配置したカウンター席のほか、テーブル席や個室席など最大60席を設ける。
焼き鳥は山口県産ブランド鶏「長州どり」を使い、備長炭でじっくり焼き上げる。串焼きメニューは、定番の「皮」「ねぎま」(以上275円)、国産牛の「ヒレ串」(649円)、「月見つくね」(385円)のほか、一力名物の野菜を豚バラ肉で巻いた「レタス巻き」や「トマトチーズ巻き」(以上319円)など約19種類をそろえる。
「胡麻(ごま)カンパチ」、黒毛和牛を使った「モモ肉のたたき」(以上1,089円)などの一品料理を用意するほか、炭で炙った牛肉をのせた「炭焼牛の瓦そば」(並=1,089円、大=1,958円)、下関産の「とらふぐの唐揚げ」(1,089円)、岩国産の「岩国レンコン焼き」(605円)なども提供する。
このほか、豚の角煮(308円)などの「一力の黒おでん」、「焼きおにぎり串」(梅と肉みそ=385円、明太バター=429円)、「黒ごまプリン」(429円)などもそろえる。「フグひれ酒」(858円)などの地酒も用意する。
秋山さんは「山口の玄関口であるこの場所で、山口を楽しめるメニュー構成にした。この店は、焼鳥一力の10年間の集大成であり、学びや挑戦してきたことを詰め込んだ最高傑作になる」と自信を見せる。
「店名の一力には、『一つの店を持てたのは関わってくれた全ての人の力のおかげ』という意味を込めている。全ての人に、ワクワクして喜んでもらえる店づくりをこれからも続けていきたい。地元の人が『山口っていいところだよ』と誇らしく案内できる店に育てていければ」とも。
営業時間は16時~23時。