なでしこリーグ2部に昇格した「レノファ山口FCレディース」が1月10日、やまぐちサッカー交流広場(山口市徳地船路)で今季の初練習を行った。山口県勢初の全国リーグ参戦を前に、選手たちは厳しい寒さの中、活気ある動きを見せた。
昨年の入れ替え戦を勝ち抜き、悲願の初昇格を果たしたレノファレディース。就任6年目を迎える赤嶺将太監督は、「失点しないチーム作りが不可欠」と語り、今季はディフェンス陣を中心に補強を断行。経験豊富なベテランとフレッシュな若手をバランス良く迎え入れた。
赤嶺監督は「なでしこ2部では難しい試合が続くと思うが、ベストで1部昇格、ベターでトップハーフ(上位半分)を目指す。目標に近づけるよう、着実にチームを作っていきたい」と抱負を述べた。
チームの核となるのは、同クラブ初のプロ契約選手で元なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)の田中陽子選手だ。「山口から初めてレディースの全国リーグに行く。もっと頑張って山口県を盛り上げたい」と意欲を見せ、「レベルが上がる中で、自分の特徴である攻撃でどれだけ貢献できるかがカギになる。得点に絡むプレーでチームを勝利に導きたい」と語った。
レノファレディースには今季、なでしこジャパン経験を持つ小川志保選手のほか、和田奈央子選手など8人が新加入した。その一人、大森みさき選手は「全員で戦う姿勢が印象的なチーム。得意の球際の競り合いやロングキックを生かし、勝利を届けられる選手になりたい」と力強く話した。
「なでしこリーグ」(日本女子サッカーリーグ)は、「WEリーグ」(日本女子プロサッカーリーグ)に次ぐステージ。レノファレディースが所属する2部は、12チームによる2回戦総当たりのリーグ戦(全22節)を3月14日から10月25日まで行う。
山口の女子サッカー界にとって、歴史的なシーズンがいよいよ幕を開ける。