宇部・ときわ公園内の「ときわミュージアム 世界を旅する植物館」(宇部市野中3)の「特別展示室」が1月24日、リニューアルオープンした。
これまで企画展時のみ開放していた同室を、常設の展示空間として刷新。家庭でも取り入れやすい園芸品種を中心に、植物のある暮らしを提案する。
今回のリニューアルでは、植物館の他ゾーンが持つ「世界の自生地を再現する」というコンセプトとは一線を画し、市民が親しみやすい「園芸・ハイブリッド品種」にスポットを当てた。現在は、モンステラやビカクシダ、ポトス、ガジュマルといった身近な観葉植物から、愛好家垂涎の希少種まで約100種を展示する。
宇部市ときわ公園企画課主任の越智大吾さんは「一歩踏み込んで『自分でも育ててみたい、家に置いてみたい』と思ってもらえる展示を目指した」と、多国籍で流行を取り入れたラインアップの意図を語る。
展示方法にも工夫を凝らし、壁掛けディスプレイや、自然光と植物育成ライトによる成長の比較展示など、具体的な栽培ノウハウを視覚的に紹介。「どのような道具を使えば自宅で健康に育てられるか」といった実践的なヒントを提示している。
越智さんは「来館者が自宅で育てる際の参考になるよう、植物同士を詰めすぎず、すっきりと配置した。植えたばかりの個体も多いので、成長過程を見守れる『生の図鑑』として、その変化も楽しんでほしい。今後も種類を増やしながら展示を進化させていくので、楽しみにしてもらいたい」と来館を呼びかける。
開館時間は、9時30分~16時30分(最終入館16時)。火曜休館。