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「えんぴつ座」阿瀬川藍さんが山口で個展 自身の原点と向き合った作品並ぶ

「えんぴつ座」阿瀬川さん

「えんぴつ座」阿瀬川さん

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 宇部在住のイラストレーター「えんぴつ座」こと阿瀬川藍さんの個展「dance dance dance」が1月29日、山口の「ギャラリーナカノ」(山口市中央1、TEL 083-924-6648)で始まった。

会場の風景

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 2018年からイラストレーターとして活動する阿瀬川さん。2回目となる今回の個展では、「なぜ描き続けるのか」という自身の内面を深く掘り下げ、「なぜ絵を描き続けているのか」という問いに向き合って制作した作品を展示する。

 制作過程で阿瀬川さんは、他者と分かり合えないことへの恐怖や、それでもつながりたいと願う自分自身の切実な思いに直面したという。「話し合いから逃げてしまった過去の痛みや、ままならない感情を『dance』というテーマに乗せ、踊るように表現へと昇華させたいという気持ちで描いた」と語る。

 会場には、本展のために描き下ろした新作を含む額装作品17点のほか、ラフな展示が魅力のアナログ作品約20点が並ぶ。また、阿瀬川さんが日々の練習や思考の軌跡を記したスケッチノートも自由に閲覧でき、作家の息遣いを間近に感じることができる。

 展示作品は購入も可能(3,000円~25,000円)。来場者が自由に感想を綴れるノートも設置されている。

 「自分の中から湧き出たものを見てもらうのは恐ろしく、また恥ずかしい。それでもやはり見てほしいという思いがある」と素直な心情を明かす阿瀬川さん。

 「私がどう思って描いたかという正解を探すのではなく、来場者の方がご自身と重ね合わせたり、フラットに何かを感じ取ったりして、作品との対話を楽しんでもらえれば」と呼びかける。

 開館時間は11時~17時。月曜~水曜休館。期間中は阿瀬川さんが在廊する。2月8日まで。

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