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山口の「声」が遺した日常 元FMY水谷寛アナ、命日につなぐ写真展

山口のラジオを象徴する「あの声」が、今度はファンの目を楽しませている

山口のラジオを象徴する「あの声」が、今度はファンの目を楽しませている

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 元エフエム山口のアナウンサー、故水谷寛さんの写真展が1月29日、山口の「菜香亭」(山口市天花1)で始まった。2023年2月に63歳で急逝した水谷さんが遺した写真を通じ、多くのリスナーに愛されたその人柄と軌跡を辿る内容となっている。

会場の風景

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 水谷さんは1985(昭和60)年のエフエム山口開局と同時にテレビ信州から山口へ移住。翌年から始まった長寿番組「ウキウキ放送局」シリーズなど、軽妙な語り口とアニメ・特撮への深い造詣で、長年にわたり山口の朝や夕方の「声」として親しまれた。

 プロフィール欄の趣味に「写真」と記すほどカメラを愛した水谷さん。没後、スマートフォンやパソコンに残されたデータは取り出せなかったが、約1年前にUSBメモリや未現像のフィルムなどから約1400枚の画像が見つかり、今回の展示会へとつながった。

 会場には、被写体を見つめる水谷さんの優しい眼差しが感じられる日常の風景やスナップ写真を展示。水谷さんと縁のあった友人や仕事仲間など17組が、膨大なアーカイブの中から「これぞ」という1枚を選び、それぞれの想いを綴ったメッセージとともに紹介されている。

 また、写真以外にも水谷さんが愛用したカメラや、「ウキウキ放送局」にまつわる貴重な品々も並ぶ。会場内には来場者が思い出を書き込めるメッセージボードも設置され、訪れたファンがかつての放送に思いを馳せる「語り合いの場」となっている。

 在廊する妻の美香さんは「主人は本当に写真が好きで、結婚当初は冷蔵庫の中にフィルムしか入っていない時期もあったほど。突然の別れだったので、まだ東京へ出張に行っているような感覚があるが、この展示が一つの区切りになれば」と話す。

 初日から多くの人が訪れていることに対し、「懐かしい思い出を聞かせてくださり、本当にありがたい」と感謝を口にした。

 展示は水谷さんの命日2月2日まで。開館時間は10時~17時。入場無料。

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