山口情報芸術センター(YCAM=山口市中園町、TEL 083-901-2222)は2月28日・3月1日、ダンスカンパニー「珍しいキノコ舞踊団」とアートユニット「plaplax(プラプラックス)」による新作パフォーマンス公演「The Rainy Table(ザ・レイニィ・テーブル)」を開催する。
「日常」のすき間から広がる「旅」をテーマにしたストーリー仕立てのダンス公演で、ダンス、メディアテクノロジー、音楽が融合した舞台。「馬」をキーワードに、映像やセットの随所に馬が登場する。ポップでキュートな世界観や観客の日常に身近なダンサーの動きが特徴で、ダンス公演を見たことない人にも楽しめる作品だという。
「珍しいキノコ舞踊団」は、演出・振付・構成を担当する伊藤千枝さんが主宰するダンスカンパニーで、女性ダンサーが表現する日常とつながるダンスを、劇場だけでなくカフェやオフィスなどでも上演してきた。「plaplax」は、影絵や積み木、絵本をモチーフにした作品制作をはじめ、空間演出など幅広く活動しているメディアアートユニット。同作品では、舞台美術や映像演出を手がけた。「珍しいキノコ舞踊団」と「plaplax」のコラボレーションは初めて。
同作品は、同センターで約1カ月かけて滞在制作された新作で、山口公演の後、東京公演として「シアタートラム」(東京・三軒茶屋)で上演される。
開演時間は、2月28日=19時~、3月1日=14時~で、1日終演後にポストトークを実施。料金は、一般(前売り)=2,500円、any会員・特別割引(前売り)=2,200円、当日=2,800円。全席自由。(©マルニ)