山口県酒造組合が「蔵元自慢」の利き酒会-初の一般参加も

「最優等賞」や「優等賞」など、入賞した蔵元自慢の酒が並ぶ

「最優等賞」や「優等賞」など、入賞した蔵元自慢の酒が並ぶ

  • 0

  •  

 山口県酒造組合(山口市泉都町、TEL 083-922-0313)は4月14日、山口・湯田温泉にある宿泊施設「防長苑」で「蔵元自慢のきき酒会」を開催する。

[広告]

 当日、16時から開催される利き酒会には、平成18酒造年度新酒鑑評会入賞酒や市販されている酒が並び、参加者は自分の好きな酒を味わうことができる。昨年は約30社から72点の酒が提供された。そのほか、山口県独自の酒米「西都の雫」の展示コーナーや、仕込み水の試飲コーナーも設けられる。同じ水でも蔵によって味の違いが分かることから昨年は好評だったという。

 利き酒会開催に先立ち同日15時から、平成18年酒造年度新酒鑑評会賞状授与式も開催。3月14日に山口県産業技術センターで行われた「山口県新酒鑑評会」の「優等賞」と「最優等賞」が発表される。

 昨年の利き酒会は、旅館や飲食店などの関係者だけを集め、会費をとらずに無料で行った。「一般にも告知するのは今回が初めて」(同組合)だという。同組合によると「これだけ多くの山口県下の酒がそろうことはないので、地酒を愛する人は来てほしい。また、小売業、飲食店、旅館の方には、いい酒を見つけて、店で取り扱う酒の参考にしてもらえれば」と話している。また、「飲酒運転が社会問題となっている。飲酒が伴う会なので、車での来場は遠慮してほしい」とも。

 会費は、オードブル付きで3,000円。先着100人で、定員になり次第締め切り、先着順で入場券を郵送する。同組合は4月2日より、山口・小郡上郷(TEL 083-973-1710)に移転する。

山口県酒造組合防長苑(©マルニ)

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース