5月1日から販売されていた山口市プレミアム付き共通商品券「ぶち得する券」5万セット(発行総額=5億5,000万円)が同26日、完売したことが分かった。
1,000円の商品券11枚を1万円で購入できる「お得」な商品券で、市内15カ所で販売した。スーパーで使えることもあり、発売開始から6日間で全体の6割弱を販売。好調な売れ行きを見せていたが、ついに完売となった。
同商品券の22日現在の利用総枚数は、12万9,144枚で全体の23.5%。利用状況については、百貨店・スーパーが約80%、衣料雑貨・貴金属が約10%、宿泊・飲食が約5%だという。山口商工会議所によると「商品券取扱店の客単価が若干上がったり、プラスアルファの買い物をしたりする傾向が見られる」と話す。有効期限は10月31日。
近隣の宇部市では、宇部プレミアム商品券発行推進協議会(宇部市、宇部商工会議所、くすのき商工会)が「宇部プレミアム商品券」1万セット(発行総額=1億1,000万円)を販売。予約販売というかたちで事前募集したところ1万3,923セットの応募があり、5月中旬に抽選を行い、当選者を決定した。
防府市では、防府商工会議所が「2009プレミアム商品券」1万8,000セット(発行総額=1億9,800万円)を販売。ハガキでの応募のかたちをとり、4月の1次募集で1万1,000セットを販売。現在、残りの7,000セットの2次募集を行っている(6月20日締め切り)。(©マルニ)