宇部・真締川ダム広場(宇部市川上高嶺)で10月11日、「古美術・フリーマーケット」が開催される。主催はNPO法人「共生のエートス」(宇部市川上)と宇部インター活性協議会。
ETC搭載車への休日特別割引が始まり高速道路の利用者が増えたことから、山陽自動車道宇部インターチェンジから約3分で行ける同広場でイベントを開催し、周辺の観光を促進しようと両団体が企画した。中国・九州地方の全サービスエリアにポスターを掲出し、県外から多くの集客を見込んでいる。
イベント会場には、古美術や骨董(こっとう)品を扱う約50店が出店するほか、生産者による特産品、地場産生鮮野菜、手作り品など計約100店が出店を予定している。
「高速道路インターチェンジ付近で古美術のフリーマーケットが開催されている例は極めて少ないのでは」と、同NPO法人代表の秋本さん。
古美術や骨董品のマーケットは各地で根強い人気があり、特定の業者を追いかけて買い求める愛好家も多く、定期的に開催することで高い集客が見込めるという。
「たくさんの人を呼び込み、宇部インターチェンジも真締川ダムも生かしたい。毎月1回、第2日曜日を基本に開催し、宇部を代表するイベントの一つとしてに定着させたい」と意欲を見せる秋本さん。次回は12月13日、3回目は来年1月10日の開催を予定している。
当日は、宇部市地球温暖化対策ネットワークと共同で、宇部市営バスを利用して来場した先着300人に、ときわ公園の遊具利用券400円分相当を進呈する。
開催時間は7時~15時。雨天中止。問い合わせは秋本さん(TEL 090-5698-3337)まで。