ルネッサ長門(長門市)で10月24日・25日、「第3回全国やきとリンピック」が開催され、長門市の「ちくぜん」が優勝した。
2日間で約9万人が来場し、各地の「焼き鳥」が一堂に集って実演販売を行う「焼き鳥の祭典」を楽しんだ。
優勝した同店の青村雅子さんは「応援してくれた地元の人、頑張ってくれたスタッフのおかげだと思う。これを励みにこれからも精進していきたい」とコメントした。同店は地元特産の長州どりを使った焼き鳥として知られている。
同時に開催された「第1回やきとり職人コンテスト」では、東松山「ひびき」、今治「山鳥」、大阪「車」の職人が3つ星を獲得し、審査委員長の岸朝子さんから表彰を受けた。
「まずは無事に終わってほっとしている」と話すのは、同イベントを主催した全国やきとり連絡協議会代表理事の日疋好春さん。「焼き鳥が日本の食文化として評価が高くなってきている中で、今回初めて職人コンテストを実施できて大変うれしい。この職人コンテストが次代を担う人たちの目標になるようにこれからも継続して実施していき、焼き鳥職人を子どもたちがあこがれる職業にしたい」とも。
来年は8月上旬に愛媛県今治市で開催される。