宇部・中央町の居酒屋「Kamikaze(かみかぜ)」(宇部市中央町3、TEL 0836-22-8266)が11月25日、リニューアルオープンした。
今回のリニューアルは、父から子へオーナーが代替わりしたことによるメニュー変更に伴うもの。中華料理店で修業していた新オーナーの佐伯征基さんが、「この辺りで中華料理が食べられる店は少ないから」と、父から受け継いだ和食も残し四川料理をメニューに加えた。内装や外観について、以前は「のれんがかかっていてちょうちんがぶら下がっているようなコテコテの居酒屋だった」雰囲気を、どのジャンルの料理にも合うようにモダンでおしゃれな雰囲気に変えたという。
店舗面積は25坪。店内はカウンター6席、テーブル席30席を用意し、今までは受け付けられなかった団体客にも対応できるようにした。
中華料理は現在17品。「エビの紹興酒炒め」「マーボー豆腐」(以上800円)のほか、蒸しギョーザやシューマイなどのせいろ料理も順次始めていくという。一方で、店内のいけすは残し、刺身などの魚料理も提供する。ほかにも、自家製の「塩ブタバラの薫製」「カキと春雨の重ね焼き」(以上800円)などの創作料理も用意するなど料理の幅を広げた。客単価は3,500円~4,500円を見込む。
今後について、佐伯さんは「宇部近辺で四川料理が食べられる店は珍しいのでは。この辺では食べられないような四川料理をどんどんメニューに加えていきたい」と話す。「個人的に酒が好きなので、焼酎だけでも20種類以上を取りそろえている。おいしいと思った酒があれば仕入れていく」とも。
営業時間は18時~24時。日曜定休。