プレスリリース

橋梁たわみ計測システム『INTEGRAL PLUS』、新たにタブレット型を提供開始

リリース発行企業:株式会社TTES

情報提供:

株式会社TTES(本社:東京都目黒区、代表取締役:菅沼 久忠)は、橋梁たわみ計測システム『INTEGRAL PLUS』の新たな提供形態として、タブレットとセンサの組み合わせによる新モデルを発表しました。
併せて、2025年6月に山口県周南市において、国土交通省ハンズオン支援プロジェクトの一環で、今後の中小橋梁の効率的な維持管理に向けて、『INTEGRAL PLUS』の試行がスタートしました。本取組は周南市道路課橋りょう長寿命化推進室と山口大学(渡辺先生)徳山工業高等専門学校(海田先生)により実施されています。
https://www.youtube.com/watch?v=s9HoJqrb-Rk



現地説明の様子
現地説明の様子山口県周南市




タブレット版のアップデートにより、より直感的で現場対応力に優れた運用が可能となります。

【タブレット対応型の主な特長】
1.その場で加速度の波形を視認でき、計測状況を即時に把握可能。
2.加速度データから自動算出されたたわみの波形もその場で確認可能。
3.過去に取得したデータとの比較表示が可能で、変化を即座に認識。
4.電波状況やバッテリー残量など端末状態を確認しながら、計画的に終日作業が可能。
5.防水性能を向上させ、雨天などの悪条件でも安心して使用可能。


左側に加速度波形
右上に車両通過時の加速度波形(自動抽出)
右下に車両通過時のたわみ波形(自動処理)
計測操作は左下の「Ready」ボタンのみ



実際のタブレット画面

https://www.youtube.com/watch?v=HmSngrmFwbQ


この新モデルにより、橋梁維持管理のさらなる効率化と省力化が期待され、自治体やインフラ管理者にとって極めて有用なツールとなります。

【INTEGRAL PLUSの特徴】
橋のたわみは橋梁健全性を評価するうえで極めて重要な指標でありながら、従来の計測方法は高コスト・高リスクでした。『INTEGRAL PLUS』は、橋面に機器を設置しボタンを押すだけで、加速度データから高精度にたわみを自動算出するシステムです。クラウド上で一元管理できるシステムも利用可能です。

本技術は以下のような特長を有しています:
- 橋梁ごとの設定が不要で、作業者に依存しない高精度自動計測
- 計測結果はクラウドに自動保存、地図上で時系列管理可能
- 設置・操作はボタンひとつで完了、橋の通行を妨げずに実施可能
- 視界、天候、設置位置に制限されずに多様な現場で運用可能すでに全国の自治体による導入実績があり、橋梁点検の効率化と費用削減に大きく貢献しています。また、以下のような受賞歴があり、技術の信頼性も高く評価されています。

- 2021年 東京都主催「世界発信コンペティション」優秀賞
- 2022年 九都県市首脳会議「きらりと光る産業技術」東京都代表 表彰技術
- 第33回 中小企業優秀新技術・新製品賞(一般部門)優秀

本技術は、国土交通省の点検支援技術性能カタログ「橋梁・トンネルの点検支援技術」において、技術検証試験を経て掲載されるなど、公的な信頼性も認められています。

【製品に関するお問い合わせ】
株式会社TTES 担当:菅沼 久忠(すがぬま ひさただ)
TEL:03-5724-4011
E-mail:info@ttes.co.jp
URL:https://ttes.co.jp/

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