プレスリリース

【界 長門】まちをまるごとリノベーション!星野リゾートと長門湯本温泉街とで歩んできた10年間の軌跡が1冊の本になります|2025年12月3日発売

リリース発行企業:星野リゾート

情報提供:


本の表紙

山口県北部の山間に佇む温泉旅館「界 長門」のある長門湯本温泉街では、2014年より温泉街再生に向けた取り組みがスタートし、2016年1月には星野リゾートが「長門湯本温泉マスタープラン」の策定を受託したことで、星野リゾートの温泉旅館「界 長門」が2020年に開業しました。このプロジェクトが発足してから約10年の軌跡が1冊の本「温泉街リノベーション ~公民連携&星野リゾートで挑む「オソト天国」長門湯本温泉の10年~」(旅行読売出版社刊)になります。発足より密着取材をしていただいている旅ジャーナリスト、のかたあきこ氏と、実際にまちづくりを星野リゾートとともに行ってきた木村隼斗氏による共著で、2025年12月3日に発売されます。
長門湯本温泉マスタープランとは

現在の長門湯本温泉街

2016年1月に策定した「長門湯本温泉マスタープラン」では、目標を「全国温泉地ランキングTOP10」入りを掲げました。そのために行う基本方針は、全国の温泉地を分析したうえで「自然を生かした魅力的な温泉街を持つ温泉地」を目指すことです。このためには、長門湯本の地形や観光資源などで魅力的な温泉街に必要な6つの要素「外湯」「食べ歩き」「文化体験」「回遊性」「絵になる場所」「休む佇む空間」を表現し、土地の魅力を最大化できるようなリノベーションを提案しています。
*参考:老舗温泉街を再生できるか。公民連携で挑むまちづくり:https://hoshinoresorts.com/jp/aboutus/sdgs/posts/nagatoyumotoonsen/

星野リゾート公式サイト内での連載「長門湯本温泉と界 長門のあゆみ」について
本著者である、のかたあきこ氏に寄稿していただき、2022年5月~年12回にわたる連載企画を星野リゾート公式サイト内で行ってきました。まちづくりのみならず、長門湯本温泉街でのそぞろ歩きがより楽しくなる情報がつまったWEBサイトです。
https://hoshinoresorts.com/jp/sp/nagatoyumoto/





長門湯本温泉の将来をイメージしたイラスト

書籍について
人口約3万人の小さな市にある、長門湯本温泉街。老舗旅館の破綻を機に「まちをまるごとリノベーション(再生)する」という前例のない挑戦が2015年から始まりました。星野リゾートや行政、外部専門家、地域の人たちが立場を超えて力を合わせ「オソト天国」を目指すプロジェクトです。本著は、10年にわたる再生の軌跡を綴っています。現場での迷いや葛藤を含めて描き、観光やまちづくりに関わるすべての人に手に取っていただきたい1冊です。

<目次>
カラー ”旬が連続する”長門湯本温泉
はじめに 

STEP1 2015→2016年
第1章 負の連鎖をとめる
第2章 マスタープランの役割
第3章 チーム編成のゆくえ

STEP2 2017→2019年
第4章 長門湯本温泉の記憶
第5章 「オソト天国」の温泉街
第6章 世代交代

STEP3 2020→2025年
第7章 観光地経営の仕組み
第8章 広がる温泉街リノベーションの連鎖
第9章 未来につなぐ、長門湯本温泉

コラム
図表
あとがき

著者プロフィール 
のかたあきこ氏(旅ジャーナリスト)
福岡市出身。筑紫女学園高校、早稲田大学卒業後、旅行読売出版社編集部を経て独立。「町、ひと、温泉、宿」をテーマに全国を旅し、30年にわたり取材と執筆を続けている。テレビ東京「ソロモン流」では「旅の賢人」として紹介。旅美人SPECIAL編集長。温泉ソムリエアンバサダーやサウナ・スパプロフェッショナルをはじめ、銭湯検定、温泉入浴指導員、睡眠健康指導士、福岡検定、日本茶インストラクターなど資格多数。日本エコツーリズム協会会員。長門湯本温泉みらい振興評価委員も務める。著書に『手わざの日本旅~星野リゾート温泉旅館「界」の楽しみ方』『はじめまして、谷川岳』がある。

木村隼斗氏(長門湯本温泉エリアマネージャー)
福岡県立修猷館高校、東京大学卒業。経済産業省に入省し、原子力被災者支援、自動車産業戦略などを担当。2015年から3年間、地方創生人材支援制度により長門市役所に勤務、経済観光部長を務める。霞が関と人口約3万人の市役所、双方での13年半の公務員経験を経て退職。2020年4月、地域の未来にコミットする「長門湯本温泉まち株式会社」のエリアマネージャーに着任。公民連携・地方創生を通じて、地域が前向きなチャレンジの場として次世代へとつながっていくよう、日々取り組んでいる。ふるさと名品オブ・ザ・イヤー「地方創生担当大臣賞」など受賞多数。
書籍概要
著書名:温泉街リノベーション
    ~公民連携&星野リゾートで挑む「オソト天国」長門湯本温泉の10年~
著者名:のかたあきこ・木村隼斗
出版社:旅行読売出版社  発売日:2025年12月3日
価格 :2,200円(税込) ページ数:240ページ
URL :https://yumotoonsen.com/news/onsengai-reno-book/

界 長門(山口県・長門湯本温泉)
2020年3月12日に山口県、長門湯本温泉に開業。江戸時代には藩主も湯治に訪れたとされる長門湯本温泉。本陣として使われた御茶屋敷をテーマにした設えや、藩士達にも愛された赤間硯の体験からも武家文化を感じることが出来ます。また、魅力的な温泉街の一部になることを目指し、「温泉街そぞろ歩き」を楽しめるコンテンツの一つとして、界ブランドで初めて宿泊者以外の方も利用できる「あけぼのカフェ」を併設。このカフェでは山口県らしさを感じていただける「ゆずきち」や「夏みかん」のジャムを使った、どらやきを販売しています。甘さの中にほのかな酸味を感じる味わいのどらやきとともに、温泉街のそぞろ歩きを楽しむことができます。

界 長門の外観

界 長門の併設しているカフェスタンド「あけぼのカフェ」

所在地:〒759-4103 山口県長門市深川湯本2229-1  電話:050-3134-8092(界予約センター)
客室数:40室  料金:1泊32,000円~(2名1室利用時1名あたり、税・サービス料込、食事付)
アクセス:JR新山口駅から車で約60分、宇部空港から車で約70分
URL:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kainagato/
「界」とは
「界」は星野リゾートが全国に23施設を展開する温泉旅館ブランドです。「王道なのに、あたらしい。」をテーマに、季節の移ろいや和の趣、伝統を生かしながら現代のニーズに合わせたおもてなしを追求しています。また、その地域の伝統文化や工芸を体験する「ご当地楽」や、地域の文化に触れる客室「ご当地部屋」が特徴です。2026年には「界 草津」(群馬県・草津温泉)、「界 宮島」(広島県・宮島口温泉)、「界 蔵王」(山形県・蔵王温泉)の3施設の開業、「界 松本」(長野県・浅間温泉)のリニューアルオープンを予定しています。
URL:https://hoshinoresorts.com/ja/brands/kai/



全国23施設に展開する温泉旅館ブランド

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