宇部の洋菓子店「パティスリー・ケンジ」(宇部市大小路3、TEL 0836-21-9827)が2月3日、新スイーツ「宇部レトロ・白ダイヤ」の販売を始める。
同商品は、ドライフルーツやクルミ、洋酒などを入れた濃厚な生チョコ焼きをホワイトチョコレートでコーティングしたスイーツ。価格は、1個=250円、5個入り=1,250円。銀色のパッケージで販売する。
白ダイヤのベースになっているのは、同店が以前から販売する生チョコ焼き「宇部レトロ・黒ダイヤ」。宇部の近代化の原動力となった「石炭」をイメージした黒ダイヤに対し、今回の新スイーツ「白ダイヤ」は石炭に代わる主要産業になった「セメント」をイメージしている。「黒=石炭」「白=セメント」で宇部の歴史を表現した。
「石炭とセメントは宇部の発展に資した主要な産業」と話すのは同商品の総合プロデュースを手掛けたヨシイ・デザインワークスの吉井純起さん。「黒ダイヤ・白ダイヤは共に宇部の歴史を語り継ぐために生まれたスイーツ。この白ダイヤも黒ダイヤに続くヒット商品になって宝石のように輝いてほしい」とも。
黒ダイヤは同店のほか、山口宇部空港、新山口駅、大谷山荘(長門市)で販売しているが、白ダイヤは当面、同店のみで販売。黒ダイヤと白ダイヤの詰め合わせにも応じる。営業時間は10時~20時。水曜定休。