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宇部・楠「こもれびの郷」にベーカリー新店-地産地消のパン販売

「楠こもれびの郷」にオープンしたベーカリー「Couleur(クルール)」

「楠こもれびの郷」にオープンしたベーカリー「Couleur(クルール)」

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 宇部・楠の複合施設「楠こもれびの郷」(宇部市大字西万倉、TEL 0836-67-2617)に2月7日、ベーカリー「Couleur(クルール)」がオープンした。

季節限定で提供する「春野菜のピザ」

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 同施設の農産物直売所「四季菜市」内にオープンした同店。パン生地は同店で手作りしており、同直売所で販売する地元野菜をパウダー状やペースト状にしたものを生地に練り込んだパンや、パウンドケーキなどの焼き菓子も販売。地産地消で安全安心な手作りパンの提供を目指す。

 店名の「クルール」は色彩を表すフランス語で、直売所の「四季菜市」と掛け合わせ「食卓に彩りを添えるパン店になりたい」という願いを込めた。

 販売するパンは、定番の食パン「クルールブレッド」(1斤250円)のほか、メロンパン(130円)やコーヒーロール(140円)、季節限定「春野菜のピザ」(480円)、桜あんぱん(140円)、チョコレートケーキ(160円)など約20種類を展開。その中から常時約10種類を販売する。価格帯は130円~1,000円。

 今後は、施設内の農業研究交流施設「万農塾」で米粉パン専用の米を育て、「完全楠産」のパンの提供を予定するほか、中級野菜ソムリエの資格を持つスタッフの案も取り入れながら商品開発を進めていくという。

 同施設の武波博行社長は「ベーカリーを作ることは施設がオープンした時からあったが、お客さまの声もあって今回やっとオープンすることができた。おいしい焼きたてのパンを提供していきたい」と話す。

 営業は10時からで売り切れ次第終了。第3水曜定休。

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