宇部・東新川の画廊「菊川画廊」(宇部市東新川町、TEL 0836-31-9822)で5月1日、絵画展「田上允克展」が始まった。
同展は、東京や福岡、熊本、奈良など全国各地で毎年個展を開いている山陽小野田出身の画家・田上允克さんの作品展で、同画廊では11年前から毎年開催している。
今回展示するのは初公開の作品で、人や動物、風景やその時感じたものを感覚で描かれた絵画など24点。段ボールや新聞に描いたものや画用紙に油絵を描いたものもあり、「独特なタッチ」の作品が並ぶ。
画家活動を始めて36年の田上さんがこれまでに描いた絵の枚数は約3万点。毎日2~4枚の絵を描き、年間では約1,700枚の絵を描く。自身の作画について、田上さんは「絵を描くときは何も考えない。その時感じたことを筆に込めて手が動くままに書いている。絵を描くのは『手の運動』」と話す。「僕の絵を見るときは頭を空っぽにして何も考えずに見てもらえたら」とも。
開廊時間は10時~18時。入場無料。今月15日まで。