宇部の神社「琴崎八幡宮」(宇部市上宇部)で6月1日、アロマテラピー教室「神社deアロマ」が開催された。
同イベントは現在開催中の宇部探検博覧会(うべ探)のプログラムの一つとして開催したもので、主催はアロマセラピストの枡田久美子さん。「浄化」をテーマに、参加者14人は和の香りの精油を加えた小豆のせっけん作りを楽しんだ。
「ユズなどの和の香りのアロマを違う形で提供したい」という枡田さんの思いから実現した同企画。せっけんには、小豆の粉末や保湿効果があるスキムミルクなどに「アロマの中でも浄化作用が高い」とされるフランキンセンス、ユズやヒノキ、酸化防止にグレープフルーツの精油を加えた。精油にはリラックス効果やリフレッシュ効果があるといわれ、「爽やかながら懐かしい香り」を感じることができるせっけんが完成した。
和のアロマの魅力について、枡田さんは「日本独特の和の香りは、懐かしさや安心感、居心地のよさを感じるところ。もともとアロマは神様にささげるものなので、神社で行うことでとても有意義になったのでは」と話す。
参加した30代女性は「和のアロマには興味があったが接する機会がなかった。今回アロマの効果なども知ることができ、とても良かった」とほほ笑んだ。