山口で西日本最大のミュージックイベントを開くことを目指すプロジェクト「咲夢(さきどり)」が始動した。
「夢を抱き挑戦する若者を応援する」ことをコンセプトとした同プロジェクト。地元出身の兄弟デュオ「ソルジェンティ」のメジャーデビューの際に携わった宇部市内の音楽関係者らや大学生、賛同する県内の有志が中心となり発足した。
同企画を統括する真部尚志さん(赤兎馬)は「10年ほど前からプロジェクトを立ち上げる構想を持っていた。いつかは地元・山口を拠点とした西日本を代表する音楽イベントになり、ミリオンを飛ばすアーティストを輩出したい」と意気込む。
現在、同プロジェクト第1弾企画として、12月に宇部ときわ公園で開催されるイベント「TOKIWAファンタジア」のイメージソングを募集している。
募集するのは冬にちなんだ楽曲で、作詞・作曲・歌唱・演奏を手掛け、オリジナル曲を制作する「音楽部門」と、ソロシンガー、シンガー・ソングライターを募集する「特別部門」の2部門で受け付ける。グループ形態や演奏形態、ジャンルは問わない。
真部さんは「ハードル設定は低くはないがアーティストを目指したい人も、思い出作りに参加したい人もぜひ応募してもらいたい」と話す。
入賞した楽曲は12月3日~25日のイベント期間中、会場でBGMとして流すほか、「TOKIWAファンタジア」クリスマスイベントへの出演や副賞も用意する。応募受け付けは10月15日まで。詳しくはホームページで確認できる。