「東日本大震災復興支援グリーンジャンボ」が2月14日に発売され、宇部・琴芝の「宇部琴芝チャンスセンター」(宇部市常盤町1)では好調な滑り出しを見せている。
2009年の年末ジャンボ宝くじから3年連続で1等が出た「奇跡の売り場」として有名となった同売り場。昨年は1等(2億円)1本、前後賞(5,000万円)2本の総額3億円の高額当選が出ており、宇部の「宝くじの神様」への期待は高い。
同グリーンジャンボの発売開始とともに店頭には約20~30メートル、およそ70人の行列ができた。閉店まで行列は途絶えず、隣接する宇部井筒屋(常盤町1)の出入り口がふさがれる事態も(同売り場担当者)。一夜明けた今月15日も客足は衰えず、10分前後の待ち時間が生じているという。
「今回は販売初日と最終日が大安吉日。初日は雨だったにもかかわらず多くの方にお越しいただいた。しばらくは行列が絶えないのでは」と同売り場担当者。高額当選が連続していることに関して「同売り場の販売員の名前には『亀』『鶴』『冨』の文字があるので福を呼んでいるのかも(笑)」とも。
今年のグリーンジャンボの宝くじの当選額は1等=3億円、1等前後賞=各1億円、2等=1,000万円。当選本数は1等=22本、2等=44本。約13年ぶりに1等賞金額が増える。そのほか、「東日本大震災復興支援」として、販売予定額の660億円から見込む収益288億円のうち88億円が被災自治体に復興支援の義援金として送られる。
販売は3月14日まで。当選発表は同月23日。営業時間は10時~18時30分(土曜・日曜は18時まで)。