山陽小野田の竜王山公園オートキャンプ場(山陽小野田市小野田)で3月25日、「日本一長いお好み焼き作り」が行われ、長さ40メートルのお好み焼きが完成した。
お好み焼きは「大阪風」。具材には山陽小野田産のキャベツ25玉、お好み焼き粉7キロ、豚肉6キロ、卵50個、モヤシ30袋などを使用。約2メートルの鉄板をつなぎ合わせ、場内整備で伐採した際に出た木を薪にして焼いた。
当日は約130人が参加。海からの強風が吹き荒れる中、11時40分に「せーの」の掛け声に合わせて生地を鉄板に流し込んだ。長いお好み焼きになるように隣同士でくっつけながら焼き、同53分に「せーの」の掛け声でひっくり返した。ひっくり返す際にほぼバラバラになったものの、再び隣同士でくっつけながら焼き、参加者全員で協力しながら約30分かけて完成した。
同キャンプ場リニューアル記念の一環として行った同イベント。同キャンプ場管理人の真鍋晶一さんは「初めは大きさでの日本一を目指そうと思ったが、フライパンの調達が難しいため長さに目を付けた」と話す。「参加された方のおいしそうに食べている姿を見て安心した」とも。