宇部のサロン「岩盤美肌浴 さくら」(宇部市北琴芝2、TEL 0836-36-1114)で3月27日、食事を取らずに一日を過ごす「日帰りプチ断食セミナー」が行われた。
前回までが好評だったことや気候が暖かくなるこの時期に、デトックス効果があるという断食を行うことで腸内環境を「リセット」することを目的に開催した同イベント。昨年6月から始め、3回目となる今回は10~50代の女性18人が参加した。
同店が行うのは、アミノ酸を多く含む野菜や果物などの食物を発酵させた酵素液を用いた断食法。当日の朝食を「断じる」ことに加え昼食も食べることができない参加者はまず、講師を務めた中国大和酵素(広島市中区)の近藤登さんによる「酵素液や食物繊維を用いて行うことやそのメリット」や「腸にたまったものを排出することの意味」についてのセミナーを受講。
併せて、遠赤外線を用いて行う温熱療法「びわ温熱」についてのセミナーも受講し、岩盤浴や手技療法やびわ温熱療法、酸素カプセルを体験。最後には岩盤浴場内でのホットヨガで汗を流し、断食を終えた。
「後半にかけて正直おなかがすいていた(笑)。暴飲暴食が多いので自分の体や食生活を見直すいい機会になった。体が軽くなったように思う」と、初めて参加したという20代の女性。2回目の参加という50代女性は「普段から酵素は飲んでいるが、もっと代謝をよくしたいと思い参加した。断食を日常生活にも取り入れて、いいバランスでデトックスしながら健康的に過ごしたい」と話していた。
同店マネジャーの金貴子さんは「普段、食事を断つことは意識していても難しい。一度体の中を空にして外から温めて体温を上げることが大切だと考えている。当店のコンセプトは『健康美人』なので、健康について考えるきっかけになれば」と笑顔を見せる。
同サロンでは今後も、不定期に同様のセミナーを開いていくという。