山陽小野田・竜王山に4月24日、端午の節句を前に約60匹のこいのぼりが飾られた。
設置したのは嶋田工業(山陽小野田市西高泊)。竜王山公園を含む小野田南部地区都市公園の指定管理者の同社が地域貢献と季節ごとのイベントを盛り上げようと2009年から掲揚を始め、今回で4回目となる。
周防灘・関門海峡まで眼下に望む同所では、海から山を駆け上がり吹き付ける風が強いため、昨年まで掲揚していたこいのぼりが風雨で破損。4年ぶりに市民に寄贈を呼び掛けたところ50件近くの問い合わせがあり、多数のこいのぼりが寄せられたという。
同社の澁谷克彦さんは「地域の方のおかげで今年も掲揚することができた。設置中も子どもたちが通りかがり、こいのぼりを見てとても喜んでいた。この場所は眺めもとてもいいので楽しんでもらえれば」と笑顔を見せる。
掲揚は5月19日まで。