6月12日に当せん番号が発表されたドリームジャンボ宝くじで、「奇跡の売り場」とされる「宇部琴芝チャンスセンター」（宇部市常盤町1）からまたも1等が出たことが分かった。

売り場に貼られた「またまた、億万長者誕生！」のポップ

　今回の高額当選は、1等（1億円）1本と前後賞（500万円）2本、2等（100万円）4本の計1億1,400万円。

　同売り場は、2009年から昨年までの3年間、年末ジャンボ宝くじで1等や前後賞などが出ていることから「奇跡の売り場」と呼ばれ、ジャンボ宝くじ発売開始日や大安吉日には警備員が動員されるほどの長蛇の列ができる。

　今年も同売り場から1等が出たことを知った市民からは、「ここの売り場に並んでいたら私が億万長者だったのに」と当選をうらやむ声や、「次の宝くじは絶対に発売初日に並ぼうと思う」など、次回に向けて意気込む声が上がった。

　同売り場担当者は「今回は当たり本数が多いので出るかと思っていたがまさか」と「異例」の事態を前に驚きを隠せない様子。「『奇跡の売り場』からジャンボ宝くじの1等が出ることが普通になりつつあるが、この幸運を皆さまと共有したい」とも。

　このほか、山口宇部エリアでは「山口フジグランチャンスセンター」（山口市）でも1等1本と前後賞1本が出ている。