宇部のレストラン「西洋風料理店 KEN(ケン)」(宇部市中央町3、TEL 0836-35-7120)が6月10日、リニューアルオープンした。
同所で33年ほど前から営業する同店。約20年前まで同所で営業していた輸入雑貨店のアンティークな雰囲気を残す店内は、店舗面積約20坪。席数32席。今回のリニューアルは、厨房(ちゅうぼう)の拡張を目的に実施。店内にあったカウンターを取り払い、ワイン棚を設置したほか、店舗の外観をこれまでの深緑から茶色に塗り替えた。
メーンメニューは「煮込み料理」。業態を変更した当時は店主の久保顯喜(けんき)さんが一人で切り盛りしていたことから「素早くスムーズに提供できるように」とカレーなどの煮込みが中心になったという。今ではそのイメージが広く定着し「カレー店だと思っている方もいるようだ」とも。
メニューは、リニューアルに合わせ新しく登場した「スペアリブ(ポーク)ことこと煮込み」(1,300円)や「ウニのカルボナーラ」(1,500円)などのほか、数日間煮込むという定番メニュー「鶏肉煮込み」(1,200円)や「人気メニュー」の「ミルク雑炊」「チキン木の子カレー」(以上1,300円)など約62種類を用意する。
「提供する料理や店の雰囲気などの全てが私の作品で、自分のキャンバスに絵を描くイメージでこれまでやってきた」と話す久保さん。「おかげさまで20代から年配の方まで幅広い方に来店いただいている。今後も変わらずに自分が好きな雰囲気の良い店作りをしていきたい」と話す。
営業時間は19時~翌2時50分(日曜は23時50分まで)。