7月9日の「サマージャンボ宝くじ」の販売開始を前に、「奇跡の売り場」とされる宇部・琴芝の「宇部琴芝チャンスセンター」(宇部市常盤町1)の様子を聞いた。
6月12日に当選発表が行われたドリームジャンボ宝くじで、1等(1億円)1本と前後賞(500万円)2本、2等(100万円)4本の計1億1,400万円の高額当選が同売り場から出たことは記憶に新しいところ。
同日からこれまでの様子について同売り場担当者は「テレビキー局や全国版の雑誌や新聞など、メディア10社ほどから取材オファーがあった。長蛇の列ができることはないが、『ロト6』当選日などにはたびたび混雑する」と同売り場担当者。
度重なる高額当選を受け、同売り場では6月29日に店舗屋根に看板を増設。2009年からの高額当選総額が13億3,000万に上ることをアピールする。
サマージャンボではまだ高額当選はないものの、2010年から始まった同時企画の「2000万サマー」では「毎回1等が出ている」と売り場担当者。「億単位の当選ばかり注目されているが、100万円単位の当選はよくある」とも。
2009年から昨年までの3年間、年末ジャンボ宝くじなどで1等や前後賞を連発している同売り場。「高額当選が定番化する事態だが、変わらず笑顔と真心を込めて(チケットを)お渡ししていく。今回も期待したい」
今年のサマージャンボの宝くじの当選額は1等=4億円、1等前後賞=各5,000万円、2等=500万円。当選本数は1等=26本、2等=52本。今回の1等はジャンボ宝くじ「史上最高」の賞金額になっているほか、「2000万サマー」の当選額は1等=2,000万円、1等前後賞=10万円、2等=1万円。
価格は1枚300円。販売は今月27日まで。当選発表は8月7日。営業時間は10時~18時30分(土曜・日曜は18時まで)。