宇部・西岐波吉田の鮮魚店「魚かつ」(宇部市西岐波、TEL 0836-51-8095)が8月4日、「ウナギとハモと穴子の欲張り丼」の販売を始めた。
たれを染み込ませた白米に、3種類の「長魚」のかば焼きを載せた同商品は、ウナギのかば焼きだけを載せたら高価になることや、宇部産のハモの消費拡大を試みたいなどの思いから、同店店主の古川佐幸さんが考案。同店初の試みとして期間限定で販売する。
7月27日の土用の丑(うし)の日に、同店では昨年の3割高の2,500円でウナギのかば焼きを販売。「代替品」のアナゴも品薄状態で通常よりも割高になることから、ハモをかば焼きにして1パック1,000円で販売したところ好評だったという。
「ウナギだけの丼にすると価格は3倍ほどするが、アナゴとハモとコラボしたことで低価格で提供できる。同時に宇部でもハモが捕れることを知ってもらいたい。丑の日は終わったが、まだまだ暑いので夏バテ防止に役立ててもらえれば」と古川さん。
価格は500円、1日10食限定。営業時間は10時~18時(日曜・祝日は13時まで)。今月10日まで。